OSB木材の塗装方法
2014年3月26日 / 投稿者:Guardlac Staff / カテゴリー: 塗装
OSBとは木材の丸太の皮をはがして、チップにして固めた構造材です。
もともとは内装の構造材として見えない場所に使われていましたが、最近ではその立体感や質感の魅力から、店舗など手に触れる場所にも使われています。
流通しているOSBの約7割を占める北米産のものは、荒材が混じっているものが多く、ヨーロッパ産のOSBは表目がきれいな素材が多いそうです。
さて、塗装に関してですが、OSBは荒いチップに細かいチップを重ね、さらに荒いチップを重ねて、接着剤を合わせてプレスしてできています。
そのため表面を研磨していない状態で塗装すると、はじいてしまう可能性があります。塗装をする場合には、サンダー等で表面の丁寧な研磨が必要です。
また、OSB材は板の中心に細かい木材をつかっているため、屋外で使用すると細かい木材でできた部分から、雨水で腐ってしまいます。その場合は断面に水が入らないよう目止めをすると、比較的長持ちさせることができます。
写真はOSBに和信ペイント株式会社から発売されている、水性ウレタンニスのけやき色を塗装したサンプルです。立体感とぬれ色がが出て雰囲気がだいぶ変わりました。
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