準備するもの

ガードラックラテックス

ガードラックラテックスは2回塗りで、汚れや古い塗装部分を落とすことができた場合など、木の表面がきれいに保たれていればメンテナンスでもお使いいただくことができます。木目を生かした落ち着いた仕上がりになり、木の表面に膜を作らない、木に染みこんで保護するタイプです。

ガードラックアクア

ガードラックアクアは1回塗りで仕上がりの色が濃く、軽く塗りつぶした仕上がりになります。荒れた木の表面や落ちない汚れを隠すことができるので塗り直し・リフォームに適しています。
木の呼吸は妨げず表面に膜を作り保護するタイプです。すぐれた撥水効果を発揮します。

軍手

塗料が手についてしまっても水やウェットティッシュで洗い流すことができますが、手荒れや研磨の際に木くずなどで手を怪我してしまう恐れがありますので、研磨をされる際には必ず軍手をして作業を行ってください。

ハケ

ハケ持つ柄がハケのラインに対して45度傾斜しているものが一般的なハケになります。油性用と水性用がありますので、水性用をお選びください。水系塗料にはナイロンのハケをお勧めします。動物の毛を使用したハケですとハケが固まってしまう恐れがあります。

サンドペーパー(紙やすり)、当て木

ホームセンターで取り扱われています。150番から600番までの番手があります。数字が小さくなるほど目が粗いのでよく削ることができます。新規で塗装する場合には150番、メンテナンスで古い塗装部分を落とす際には80番がお勧めです。仕上がりを良くするために研磨で出た粉は丁寧に取り除いて下さい。

マスキングテープ

塗料売り場などで売られている紙のテープです。テープの粘着力が弱いので、どこへ貼ってもきれいにはがせます。種類は幅に応じて15mm~30mmまでといろいろありますので使いやすいものをお選びください。
紙のテープですので手でちぎることができ、価格は安い為たくさん使うことができます。 塗料を塗りたくない境目の部分にあらかじめ貼っておき、塗装した後に剥がします。

金ブラシ・サビ落としパット

古い塗装部分がしっかり残っている場合に重宝します。軽く金ブラシ・サビ落としパットで塗装部分をこすりながら傷をつけることで、サンドペーパーやたわしで古い塗装部分を落とすことができます。

布(いらなくなった服・下着など)

雑巾替わりに使います。一度塗料が布についてしまうと取ることはできないので多く用意されると重宝します。塗装中に塗料が垂れてしまった場合には、布ですぐに拭き取ると跡が残りません。


カップ(容器)

塗料を缶やボトルより使用する分だけを入れておく容器です。できるだけ使い捨ての容器をおすすめします。

新聞紙

新聞紙

2つ折りにした新聞紙の折り目部分にマスキングテープを貼ったものをたくさん用意しておいて、順に貼っていくとマスカーの代用品となります。
また、大きな余った塗料や使い終わったハケの塗料を染み込ますことにも使います。枚数は多ければ多いほどいいです。


水、石鹸

凝固剤

余った塗料やハケを洗った水は水道に流せないので、凝固剤を使用して固めます。布や新聞紙に染み込ませた後で、可燃ごみとして捨てることもできます。


※気になるならあったほうがいい道具

ビニールエプロン

塗装をしていただく際には、できるだけ汚れてもいい服装で行ってもらうことをお勧めしています。どうしても汚したくない場合はビニールエプロンなどを使っていただき、洋服に塗料がつかないようにお願いします。一度ついてしまうと洗い流すことが困難なため、塗装時には十分ご注意して作業をお願いします。