家族が笑顔になるキャンピングカー
「家族があんな笑顔になっているのを久しぶりに見た。」「旅行の後に写真を見てもみんなが笑顔で、家族の絆が深まったことは間違いない。」「朝、寝ぼけて起きてきた子どもたちがカーテンをサーッと開けて海だ~って叫ぶ。」そんな話を聞いて俺も同じことやりたいなって思って、友人のキャンピングカーを借りたのが始まりでした。実際にキャンピングカーを買ってみて思ったのは、我が家の居間がそのまま移動する感じがいいなってことかな。車に乗っていると前を向いて座ってばかりで空間が狭いけど、キャンピングカーだとうんとリラックスしたまんまでくつろげるよね。自分のポジションを決めて修学旅行のバスみたいにみんなが自然体でいられるのがいいのかな。
今はキャンピングカーが、家族や友人のたまり場になってるよ。家の中だとやっぱり妻に気を遣うけど、外だったら遣わなくていいし。男の秘密基地みたいな感じかな。特に冬場は外が寒いから、キャンピングカーが友人達との憩いの場になっていて、明け方まで飲み明かしたりっていう使い方もあるよ。
増設した展望台で息子と星を見る楽しみ
展望台ができるまでは、2階の布団は下のウッドデッキまで持っていって干していて、うんと大変だったんだよね。あとは、息子も屋根の上が好きで、2人で屋根に上って行っては、いい眺めだなっていつも2人で眺めてた。息子も「とうちゃん、ここ最高だね。」って言っていて。
ある日2階の窓から南アルプスを見ていたら、屋根の上に展望台があったらいいなって閃いたんだよね。自分が閃いたってことは家族みんなの願いだと思って、知り合いの材木屋さんにすぐ電話したんだ。展望台のだいたいの図面を描いたあと、現場でアレンジをしていって、1か月もたたずに出来上がったよ。
ガードラックを使ってウッドデッキをJ2クラブ松本山雅FC色に
最初ウッドデッキを塗ったときは塗装の知識がなくて、水系塗料ではなく油性のガードラックProにしたんだよね。だいぶウッドデッキが痛んでいた時に、上からガードラックアクアの白を塗ったからか、やっぱり腐り始めちゃって。すでに腐りかけの上に、直接塗料を塗ったから塗料のせいじゃなかったんだけど、てっきりガードラックアクアは木の呼吸を妨げちゃうのかなって思った。要は油性塗料と水系塗料の違いって、空気中にシンナーを飛ばすか水を飛ばすかっていうことで、塗料として木材に残るものは同じなんだって知ってさ。環境に優しいのは水を飛ばした方に決まってるよね。
メンテナンスは2年に1回がいいって聞いたもんで、今度は木目を出せるガードラックラテックスにしようと思う。建築学科を出てるから物を作るのが好きだし、やっぱり自分で塗るのが楽しいじゃん。ハケで塗るとつけ過ぎたりして垂れることもあるけど、こてバケで塗ると少ない量で塗料を伸ばせて無駄がないからおすすめかな。
モットーは思い立ったらすぐ行動
家族に喜んでもらえること何かないかなって思って、キャンピングカーに行きついたんだけど、実は2台立て続けに買ったから妻にすっげえ怒られて泣かれちゃったよ。でも最近になって、閃いたことは次から次へと試さないとって思うんだよね。閃いたことは全部他の人が考えたけど実行に移さなかった思いだったのかなって。必要以上にお金を手元に置いといてもしょうがないし、お金は人の笑顔が想像できることに使いたいって思うんだ。人のために何かすると、まわりまわって自分の所に帰ってくる気がするから。今までいろんな経験をしてきて実感として心からそう思える。