木材塗装の『も!』vol.6
2015年1月2日 / 投稿者:Guardlac Staff / カテゴリー: 塗料
前回は「環境対応型といっても手放しで安全・安心と表現できない」というところまでのお話でした。
逆に、
生活者としての留意点は、
安全や安心というコトバを鵜呑みにしないことですね。
気をつけないと、
コトバではなく、大きな「リスク」を呑み込むことになるからです。
何についての安全・安心なのか?
どんな環境性能が優れているのか?
できるだけ確認したいところです。
仮に、
様々な観点から、「環境性能に優れた安全性の高い塗料」だといっても、それは“塗料”です。
塗料なのだから、
飲んではダメ! 目に入れてもダメ! 皮膚につけたままもダメ!
蒸気を吸引してはダメ! 河川や下水などに放棄してはダメ!
ダメ! ダメ! ダメ! ダメ!
(まあ、実は絵の具なんかも同じなんですけどね)
環境対応型塗料といっても大して良い塗料ではないような気がしてきた?そんなことはありませんよォ!(汗)
少しずつではありますが、確実に進歩&進化し続けている塗料たちです。
色んなシーンで要求される色んな環境性能に応えるために、
色んな環境対応型塗料があるのです。
その中から、用途目的にマッチした塗料を選択することが大事で、
そのための見識眼をもつべく、環境対応型塗料の情報を収集することが肝要になってきます。
環境対応型塗料という表現は、
『環境に負荷をかけない努力を施している塗料です!』という
意志表示であってほしいと考えます。
将来を見据えながら、
住みよい環境づくりに寄与するべく、
堅実にモノづくりをしていく者の姿勢として。
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