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木材塗装の『も!』vol.4

2014年10月17日 / 投稿者:工藤 貴久 / カテゴリー: 塗料

<環境対応型塗料編「環境に負荷をかけない努力」

t-10-01環境対応型とか、環境配慮型と呼ばれる塗料があります。
また、環境保全〜や環境型〜という表現をされているモノもあるようです。
(ここでは、総じて環境対応型塗料と記します)

この環境対応型塗料というコトバの意図しているところは、
『環境問題をおこし難い塗料ですよ』という意思表示ではないでしょうか?
*勝手に定義づけをしておりますが、文章の“つかみ”ということで、業界関係各位にはお目こぼしを願います。

ウィキペディアによれば、
環境問題とは、
人類の活動に由来する周囲の環境変化により生じた問題の総称。
とありますが・・・・・

塗料や塗装が係る環境問題で、まっ先に連想されるのは、
揮発性有機化合物(VOC)による大気汚染ではないでしょうか?
塗料におけるVOCとは、

ざっくりと解りやすく、語弊はありますが、その誤解を恐れずに表現すれば、塗料に含まれる「シンナー」のことです。

このVOCは光化学スモッグの誘因のひとつと言われており、
また、シックハウス症候群や化学物質過敏症などとも無縁ではありません。

環境問題といえば「公害」が連想されますが、
典型7公害と呼ばれる
大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・悪臭・騒音・振動・地盤沈下においても、
塗料が係る公害は少なくないです。

やはり、
塗料や塗装にリスキーなイメージがついて廻るのは仕方なさそうですね。
再認識させられます・・・。

さて、色んな環境問題には、対する色んな法規がありまして、

大気汚染防止法・水質汚濁防止法・悪臭防止法・消防法・
労働安全衛生法・海洋汚染防止法・オゾン層保護法・
廃棄物処理法(リサイクル法)などなどなどなど・・・。

また、化学物質の製造や移動を管理することで、環境問題発生の
抑止力となる規制として、日本では化審法、アメリカ合衆国のTSCA、EUのREACHなどが有名です。

これらは、守らなければいけないルールとして端然と存在しています。

だから、
このルールに合致させることは、
当然のこととしてやらなければならない対応・対処・処置のハズです。

そうです、
守って当たり前のルール対応です。

つまり、環境対応型塗料には、
環境“法規対応型”塗料という側面があるということですね。

ただ、
年月を追うごとに改定されていくルールに基づき、
ある日を境に、
これまで自由に使用してきた原料が使えなくなるということ。
そして“品質を劣化させずに対応する”こと。
これは容易なこととはいえません。

ですが、

ことさらルールへの「対応やってます!」をアピールし過ぎると、
グリーンウォッシングじゃないの?と揶揄されそうですから、
気をつけたいところです。

(つづく)

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