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木材塗装の『も!』vol.7

2015年2月1日 / 投稿者:工藤 貴久 / カテゴリー: 塗料

環境対応型塗料編「製造→施工→利用→廃棄(→運搬→)」
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さて、環境対応型塗料とは、
『環境に負荷をかけない努力を施している塗料』とお話しましたが、
「環境に負荷をかける」ってどんなことでしょうか?
環境に“かけてしまう”「負荷」って何でしょうか?

今回は、「負荷」について少し掘り下げてみたいと思います。
まず、塗料が『いつ』環境に負荷をかけるのか?を確認しましょう。

それは、
「つくるとき」「つかうとき」「すてるとき」
そして、それぞれのシーンへ「はこぶとき」ではないかな?と思います。

塗料における「つかうとき」は、
「施工(塗装)するとき」と塗装されたものを「利用するとき」の
ふたつに分かれると思うので、

環境に負荷をかけるのは、
「製造→施工→利用→廃棄(→運搬→)」の“5つのシーン”ということにしたいと思います。(ここだけの設定)

では次に、それぞれのシーンにおける「負荷」について考えてみましょう。

まず、
製造シーンでは
工場で機械を動かす電気や熱エネルギーの消費。
廃液・廃水や排気の処理エネルギーの消費ということになるでしょう。(塗料原料である樹脂・溶剤・顔料などの製造過程でも環境へ負荷をかけている)

次に、
施工シーンでは
大気への負荷として、揮発性有機化合物(VOC)の放散が第一に
あげられると思います。
特に、溶剤タイプの塗料を使用した時は、悪臭をともなって
作業環境(主に作業者)に負荷を与えます。
他に、研磨作業などで出てくる粉塵も負荷といえるでしょう。

そして、
利用シーンでも
注意したい負荷はVOCだと思います。
施工シーンでVOCの揮発&換気が充分ならば、
利用者の健康に与える負荷は少なくなるのですが、
様々な事情から、乾燥換気の時間が不足しがちな実情もあります。

どのような方々がどのような目的で使用する施設なのかを踏まえて、塗料の選定には熟考したいところです。
(つづく)

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