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ニス?水性ニス?ウレタン?呼び方もいろいろ

2013年11月1日 / 投稿者:西川 裕之 / カテゴリー: 塗料

汎用技術課の西川です。

以前、「ペンキとニスの違い」という話で触れておりますが、塗料にはいろいろな呼び方があります。例えば、「ニス」という塗料用語がありますが、この言葉を聞くと世間一般に広く知れ渡っている言葉なのだなとつくづく思いしらされます。

 

あるお客さまから、「ニスを塗りたいのですが、和信さんの商品でいうと何という商品ですか?」というご質問を頂く事があります。私たちのところでは、「ニス」という名称の商品は、持っておらず、このお客様のお話をよくよく聞いていくと、艶が出るような仕上がりにしたいという意味合いから「ニス」という言葉が出てきていました。

ニスというのは、透明な仕上がりで一般的には、光沢のある仕上がりになる塗料です。ニスとは、ワニスという言葉のワが省略された言葉であり、着色塗料とは違い、色が付くわけではありません。

基本、透明な膜を形成し、下地がきれいに透けて見える仕上がりになり、かつ光沢のある塗料のことをいいます。

艶のある塗料全般のことを「ニス」といい、そのニスが水性タイプのものであるなら「水性ニス」、骨格となる樹脂にウレタン樹脂を使っていれば「ウレタンニス、水性ウレタンニス」、アクリル樹脂を使っていれば「アクリルニス、水性アクリルニス」などと呼んだりします。

単純に「ニス」というだけであれば、樹脂の種類は特定されておらず、艶のある仕上がりの塗料を全般的に「ニス」と呼ぶのです。

「ニス」の他には、「ペンキ」・・・エナメル塗料。木柄が消えてしまう、着色塗料。
「クリヤー塗料」・・・ニスと同じような意味の塗料。 光沢のある塗料。
「ステイン」・・・着色塗料。エナメル塗料とは違い、木柄を美しく見せる塗料。

等、色々な種類の塗料があり、「呼び方」も様々。ただ、「ニス」や「ペンキ」等というように「呼び方」にとらわれず、「どんな仕上がりにしたいのか?」「どんな目的で塗りたいのか?」を考えて「塗料の選択」をしていったら良いのではないか?と思います。

3枚の見本板は、それぞれ着色をして右半分だけ光沢のある塗料を塗装してあります。

h-10-01着色・・・アクレックスNo.3000ポアステインh-10-02光沢のある塗料・・・アクレックスNo.3400木部用ウレタンクリヤーh-10-03私たちは、誰にでも分かりやすい商品開発を・・・・と思い常時、開発業務に就いていますが、この「ニス」という世間一般に知れ渡っている言葉のようにパッと見て、皆さんに分かりやすい商品を作っていきたいと思う所存です。

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