こんにちは、汎用技術課の西川です。
日々暑いですね。
暑いのと寒いの、どちらが良いか?と聞かれたら、私は迷わず、
寒い方を選びます。
私は汗かきなので暑いのはすごく苦手なのです。
ようやく、関西地区にも梅雨明け宣言が出されました。
夏はこれからが本番です。何とか乗り切って頑張っていきたいものです。
では本題。
この間、某建築雑誌を読んでおりましたら、「漆喰」についての
特集が組まれておりました。
最近、「漆喰」が見直されているのでしょうか?
よく目にする機会が多くなったように思います。
漆喰とは、「防水性」、「調湿効果」、「自然素材」、「不燃素材」などといった特徴がある建築材料で昔から使われていました。
皆さんの身近で言えばホームセンター。
ホームセンターで「漆喰塗料」というものを見たことはありませんか?
いくつかの塗料メーカーから販売されています。
「漆喰」は、施工技術の必要なもので左官職人が施工するものと
されていましたが、今では一般の人でもDIYで「漆喰」を扱える
ようになってきました。
今回は、この雑誌の記事に大きく刺激を受けた私が「漆喰風仕上が
」に挑戦したときのことを書いてみました。
道具はこんなものを用意してみました。
①まず、合板に下地用のベースを塗装しました。
②次にエナメル塗料に増量剤を多めに入れてよく混ぜ、こてを使っ て左官職人風に塗ってみました。(こてを上手く扱えず・・・さ すがにちょっと難しかったです・・・)
③塗ってしばらく放置し、表面が乾き始めたころに刷毛で表面に模 様を付けてみました。(普段の塗装では、こんなこと絶対やりま せん)
④あれやこれや全体を刷毛で触ってこんな感じに仕上がりました。
⑤ふつうに刷毛で仕上げるとこんな感じです。(これは、いつも仕 上がりです)
⑥もう一枚、こてでデコボコ模様を付けてみました。
模様を付けて漆喰風?になったかな。でも本物の漆喰よりは、粘度がサラサラだったのでこてでやるには難しかったです。やはりニセ漆喰ではダメですね。もうちょっと真面目に考えないと・・・反省します。
今回、紹介した塗料は、私の単なる好奇心で作ったものでありまして実際にはこのような製品はありませんのでご了承下さい。
しかしこんな遊び心で塗料を作ってみることも、これからの
開発には必要なのかなと感じる今日この頃です。
さて暑さは、これからが本番です。
皆さん、くれぐれも熱中症にはお気を付け下さい。
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