ガードラックの性能確認
2016年11月28日 / 投稿者:Guardlac Staff / カテゴリー: 塗料
こんにちは、西川です。
めっきり寒くなってきましたね。
今朝会社へ出勤しようと思ったら、車のフロントガラスが凍って
おりました。今年初です。
いよいよ冬本番ですね。12月に入ったら車のタイヤ交換を
しようと思います。
さて、弊社の数ある製品の中で代表的な商品であるガードラック。
このガードラックの性能を確認するのに使用しているものが
弊社が所有する「促進耐候試験機 キセノンウェザーメーター」
です。

右側が本体で左側が水の循環器となっています。

中はこんな風になっており、真ん中に見えるランプから紫外線が
出され、左手前にある管からシャワー(雨)が出てきます。
雨は、120分間の内、18分噴射させるよう設定しています。
これで晴天と雨天をくり返し再現して塗料の耐候性能を確認
しているわけです。

試験板はこんな感じで設置されていてサイズ的には
縦14cm 幅7cm

試験板を固定する治具にはこのように角度が付けられていて
1段目、2段目、3段目と均等に紫外線が当たるように設計
されています。

1枚目の写真左にあった水循環器、これを設置しているところは
あまりないようです。
実はこの促進耐候試験機はものすごくランニングコストがかかるの
です。
その内の水は、1時間あたり45リットル相当使う計算になっていて
この水はほぼ垂れ流し状態となっています。
そのため、弊社ではわざわざ水循環器を設置しているのです。
この促進耐候試験機は、水道代および電気代が相当かかりますし
加えて水のフィルターやランプ交換などの消耗品にもお金がかかる
ので安易な考えで試験は行わないように私たちは普段から心がけて
います。
試験は一度に108枚行えます。
そこに塗料の作り手の想いを込めて今日もこの機械を動かして
います。
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