汎用技術課の西川です。

「塗料には、様々な種類があります」　とは、以前にもお話させてもらったことがあります。

塗料には、その塗料ごとにある目的を持って作られています。

用途別、あるいは仕上がり方などによって分けられており、塗料の作り手である、私もやみくもに塗料を設計しているわけではなく、開発の目的や仕上がり感・質感・性能など新しく塗料を作るときには、ある一定の目標を掲げて作り上げていきます。

和信化学には、いろいろな種類の塗料がある中で私が担当しています、「ガードラック」にも３種類のタイプがあります。

・ガードラックアクア

・ガードラックラテックス

・ガードラックＰｒｏ

上の２つガードラックアクアとガードラックラテックスは、水系タイプでガードラックＰｒｏは、溶剤系のタイプになります。

お客様からガードラックの商品説明についての質問で多いのが・・・

 

Q：水系タイプのガードラックは、なぜ２種類あるのですか？その違いは？

A：ガードラックアクアは、

・高濃度の顔料を使用し、高い隠ぺい性が特徴で木目を隠す仕上がりになります。（リフォーム塗装に最適）

・１回塗りの仕上げで塗料の性能が出ます。



ガードラックラテックスは、

・透明度の高い顔料を使用しているので透明感のある仕上がりが特徴で木目を綺麗に見せる仕上がりになります。（新規塗装に最適）

・通常２回塗りの仕上げで塗料の性能が出ます。これは、塗料の仕上がり感の違いによる差別化を図っています。



ガードラックアクアは、その高い隠ぺい性を利用してリフォーム塗装に重宝されています。一方、ガードラックラテックスは、透明感のある仕上がりを特徴としているので新しい木材に塗装する場合には、ガードラックラテックスを利用することで木材の持つ木目をキレイに表現することが出来ます。

 

水系タイプのガードラックは、お客様の目的用途に応じて、ご用意しております。