函館西部地区での古民家ボランティア塗装(後編)
2013年10月24日 / 投稿者:Guardlac Staff / カテゴリー: ボランティア活動
2日目はいよいよ塗装です。
この家屋は塗装前の写真をみると灰色でしっかり経年変化してしまった色をしていますが、家主さんに色の要望を伺ったときに、ガードラックアクアの色見本の中から白木色がちょうど当時の色とあてはまるとのことで白木色に決定しました。
下地処理同様複雑で塗りづらい箇所や、特に窓のはめ格子の部分は木の材質も壁と異なり色がのらないので2日目も手間のかかる作業になりました。
塗りやすい壁側も何十年放置された木部にアクアを載せても吸収して色がなかなか出ませんでした。塗装初体験の方もいる中で、それでもそれぞれに分担をしてなるべくムラにならないよう塗装するのが難しかったです。
家主さんが納得してくれる色が出せるよう、みなさん服の汚れも気にせずに一生懸命塗っていきました。
そしていよいよ完成―。外して別に塗装をしておいた窓の格子をはめていき、全体を確認します。写真は塗装前と塗装後です。雰囲気がガラッと変わりましたね。
これが80年前当時の再現となるわけです。みなさんからもとても心地よい達成感があふれていました。口々に「見違えったねー。」「鮮やかだけど似合ってる。」と言った言葉が出ていました。
このような活動はガードラックを皆さんに知っていただくという趣旨ももちろんありましたが、函館の大切な文化遺産を守ることに協力ができたという感動も味わえました。今後も函館市と活動グループとに連携して、まだある古民家塗装を続いていくことになります―。
おまけですが、この2日間は函館や道内のメディアから取材を受けました。ぜひご覧ください。
2013年10月6日の函館新聞にも掲載されました。
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