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ガードラックを薄めるにはレジューサー?水?

2014年10月29日 / 投稿者:石川 惠子 / カテゴリー: 塗料

こんにちは!
日に日に涼しくなってきましたね。
食べ物も美味しい季節となって、嬉しいです♪

今回のテーマは、水系ガードラック(2種)を薄める時に使う
“塗料を薄める液(希釈剤)”についてのお話です。

水系ガードラックで使える希釈剤は2つあります。
ガードラック専用の薄め液である“レジューサー”と“水”です。

今回はそれぞれで薄めた場合の主な違いについて説明したいと思います。
実はお客様センターにも「ガードラックを水で薄めた場合とレジューサーで薄めた場合で何が違うの?」というお問い合わせはよくありますので、参考にしていただければ幸いです(^^)

まず、本題に入る前に・・・
水系ガードラックには、「防虫・防腐・防カビ」効果のある薬剤が入っています。
この薬剤はマイクロカプセルに内包されています。
マイクロカプセルとは、2~5ミクロンの無機系の多孔質のカプセルです。(1mm=1000ミクロン)

んー・・・難しいですね。

ざっくり言うと、見た目が小麦粉みたいなすっごく小さいカプセルに、穴がたくさんあいていて、そのカプセルの中に薬剤が入っており、薬剤の効果がその小さな穴から徐々に出てくるというわけです。
(下図:参考イメージ)

マイクロカプセル

さて、前置きが長くなりましたが、この薬剤が今回のテーマにおいて大事になってきますのでお話させていただきました。

ここからが本題です。

水系ガードラックを専用レジューサーで薄めた場合と、水で薄めた場合には、塗料中に含まれるこの薬剤の量が変わってきます。

下の図で見てみましょう!

社員ブログ10月素材 拡大(※画像をクリックすると拡大します。あくまでイメージ図です)

上3つの円柱図は、原液の場合、レジューサーで薄めた場合、水で薄めた場合を、白い丸は薬剤を表しています。
左が塗料原液の状態を模した図です。原液の塗料中に含まれる薬剤は100%とします。
真ん中の図、レジューサーで薄めた場合、色は薄くなりますが塗料中に含まれる薬剤の量は、原液の場合と変わりません。レジューサーにも薬剤が含まれていますので、防虫・防腐・防カビの薬剤効果を損なうことなく、塗料を薄めることができます。
右の図、水で薄めた場合、色は薄くなりますし、薬剤効果は薄まります。(水には薬剤が入っていませんからね)
どれだけ薬剤効果が薄まるかは、水で薄めた程度によります。

つまり、水系ガードラックをレジューサーで薄めた場合と水で薄めた場合の大きな違いは、塗料中に含まれる薬剤の効果が薄まるか・薄まらないかということなのです。

それぞれの違いをお分かりいただいた上で、お使いいただけたらよいと思います。

※尚、レジューサーないし水で薄めた場合でも、2回塗りしたら原液で塗装した場合と近い色になります。
ガードラックの薄め方については下記ブログもご参考下さい。
ガードラックの薄め方
ガードラックの薄め方その2

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