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屋外木材用塗料の水性塗料と油性塗料の違い

2013年1月22日 / 投稿者:山本 直哉 / カテゴリー: 塗料

『図面は油性塗料になっているけれど、臭気の問題もあるから水性塗料に材料変更しようと思っているんですけど、現場責任の方から油性と水性って臭い以外で何が違うの?って聞かれて返答に困っているんですよ。』・・・という相談がありました。

実際のところ、油性塗料と水性塗料の違いを口頭で説明するのって意外と難しいんですよね。

①まずは一番に違うのは臭気。

これは液体状態だけでなく、塗装中、塗料が乾燥した後でも結構違います。水性塗料はほとんどにおいがありませんが、油性塗料は溶剤特有の刺激臭があるので苦手な方もいらっしゃいます。

水性塗料と油性塗料の違い

②次に、当然仕上がり感。

木材用の油性塗料はほとんどが木目くっきり見えるタイプです。照りというか艶が出る仕上がりです。

水性塗料は各メーカーの塗料によって仕上がりが違います。

当社品でいえば、水性塗料のガードラックラテックスは油性塗料の仕上がりに近く、木目を最大限に活かした仕上がり。

対して、ガードラックアクアはしっかり色が付く仕上がりで、木材が傷んでいる場合など再塗装のメンテナンスに最適です。

写真は左から 油性塗料→ラテックス→アクア

水性塗料と油性塗料の違い

写真は左から 油性→アクア

水性塗料と油性塗料の違い

④耐久性も結構違います。

水という言葉から雨に流れてしまうイメージをもたれる方も多いですが、実際は撥水性も高く雨などを寄せ付けない分、水性塗料が長持ちします。

写真は左から 油性→アクア

水性塗料と油性塗料の違い

⑤経年変化による色の剥がれ方も結構違います。

油性塗料は塗料が乾いた後も色が付きやすいですが、水性塗料は一旦乾燥すると簡単には色が付かないんです。

水性塗料と油性塗料の違い

⑥ハケなどの道具の片づけ方が違う

油性塗料はハケなどの塗装道具を『シンナー』で洗う必要があります。対して水性塗料は『水』でハケもカップも洗うことができます。

近年では環境や人体への配慮から塗料の水性化が進んでいますが、水性塗料は決してパーフェクトな訳でなく、油性塗料には油性塗料の良さが、水性塗料には水性塗料の良さがあります。

皆さんもホームセンターに行かれた際には、用途をよく読み水性塗料と油性塗料を使い分けてみて下さい。

関連記事:種類と特徴による木材用塗料の選び方

    :水性ニスと水性ウレタンニスの違い

    :余った塗料の保管と捨て方

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