塗料に関するハウツーや業界の最新トレンドなど
お役立ち情報を皆様にお届けします。

森林とCO2

2016年9月14日 / 投稿者:鍋田 みずき / カテゴリー: ガードラック社員ブログ

始めまして!入社 2 年目の鍋田みずきです

コンノさんの同期です

R&D 本部所属で、滋賀県の日野工場で働いています。

 

今回は初回ということもあり、スケールも大きく!

CO2 を中心とした地球環境と森林の話をしたいと思います

 

現在、地球環境は CO2 などの温室効果ガスの増加による地球温暖化とそれに伴う海面上昇、海流の変化や異常気象が懸念されています。

7b866c72c651ad2d3dd71e782b712414_s

現在の大気中の気体構成はだいたい、窒素 (N2) が 78 %、酸素 (O2) が 21 %、アルゴン (Ar) が 1 %、CO2 はわずか 0.04 % 程度に過ぎません。

産業革命以降人為的な CO2 排質量は劇的に増加しましたが、それでも大気全体にとってはごくわずか。そのわずかな増減でも多大な影響があるわけですね。

httpwww.env.go.jpearthipcc5thpdfar5_syr_spmj.pdf

 

出典;環境省 気候変動に関する政府間パネル (IPCC) 第 5次評価報告書

 

しかし、何十億年も昔は、地球の大気には酸素がほとんどなく、かわりに CO2 が大半を占めていました。

 

なぜ酸素が大量に増え、CO2 は減ってしまったのでしょうか?

 

答えは生命活動による CO2 の消費と酸素の排出が盛んに行われたから。(CO2 は海に溶け込んだり石灰岩として地殻中に固化されたりが大きいです)

 

古代生物は活きるのに酸素を必要としていませんでしたが、地球に酸素が増えると、酸素を使う生物が誕生していきました。

光合成で酸素を生み出す植物も、酸素を使う呼吸と上手に組み合わせて生きています。

 

大気中のCO2 を取り込み固定化し、生命の源となる炭水化物と酸素を作り出す森林はまさに命の源。

 

日本は国土の 約 7 割を森林が占める森林大国です。

面積としては、人工林がそのおよそ 4 割を占め、杉やヒノキといった針葉樹が多く育てられています。

これらは住宅建築でも柱や梁などに多用されている、とても身近な木材でもあります。

216550ce6912f449e7a57e74d114eaa3_s

針葉樹は生育が早く、特に若木は光合成を活発に行い、CO2 削減効果に優れています。

つまり、森林の植樹、生育、伐採のサイクルを回すことは地球温暖化抑制にも効果的であるということ。

 

国産木材を積極的に使い、森の若返りを促すことは地球環境のためにも好ましいことなのです。

一方で、熱帯地域では事情が異なり、畑に変えるためや材木や薪として利用するために木が切られますが、熱帯地域はもともと土地が痩せていることもあり、砂漠化しやすいのです。まさに環境破壊が深刻な問題となっています。

 

ちなみに、種類にもよりますが、植物が光合成を行うのに最適な CO2 濃度は現在の大気中 CO2 濃度の 2~3 倍だそうです。

人間は CO2 が増えたと騒いでいるけれど、木々にとっては減らしすぎた CO2 のせいで成長が阻害されているという皮肉な一面もあったりします。

 

今後はもっと幅広い情報をお伝えしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

このカテゴリーの最新記事

人気記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です