3階建て木造校舎の燃焼試験
2013年11月14日 / 投稿者:Guardlac Staff / カテゴリー: 市場動向
先月20日の夕方『国土交通省国土技術政策総合研究所による木造3階校舎建築へ 火災実験で検証』というニュースが流れました。興味がわき早速ネット検索をしてみたところ、時事通信ニュースをはじめ複数のソースから早速記事が載っていました。
内容を抜粋すると↓
防火対策の難しさから、原則として認められていない木造3階建ての校舎を建築できないか検証するため、国交省による大規模な火災実験が岐阜県下呂市の山あいで行われました。木造3階建て校舎の燃焼試験の背景には、現行の建築基準法では防火対策の観点から木造3階建ての校舎は原則として認められていないのですが、木のぬくもりを教育に生かしたいという声を反映するため、国土交通省は燃えにくい木造校舎の実験を繰り返しているとのことです。
試験内容の概略は、高さ約15メートル、幅約24メートルの校舎に見立てた3階建ての木造の建物を準備し燃焼を行った。結果は、1時間3分後2階に延焼とのこと。
国土交通省は、実験の結果を基に、来年度にも、木造3階建ての校舎が建築できるよう法律を改正する方針とのことです。
上記のニュースを聞いた個人的な感想としては、
・ 木のぬくもりを教育に生かしたいと言う声があがる事を嬉しく思う。
・ 需要増につながれば仕事的にも嬉しい
・ 反面、不燃性の材料等に対する商品ラインナップなどの対応が必要。
・ 消費者の立場に立った不燃・難燃(木材への塗装)の明確な基準を望む など・・・・
木材を使った建築が増え、安全で快適な空間が生まれることを願います。
このカテゴリーの最新記事
- 水系タイプの割合について(国内塗料とガードラックシリーズ)
2016年11月08日 / 渡辺 哲也
- 木材用塗料の需要予測
2014年03月04日 / Guardlac Staff
- 3階建て木造校舎の燃焼試験
2013年11月14日 / Guardlac Staff
- WPステインの傾向その②
2013年07月16日 / Guardlac Staff
- 塗料業界の株式公開買付
2013年02月22日 / Guardlac Staff
人気記事
- 水性ニスと水性ウレタンニスの違い
2013年07月30日 /
- 不燃材料認定「木に塗って燃えなくなる塗料はありますか?」
2014年03月31日 /
- 屋外木材用塗料の水性塗料と油性塗料の違い
2013年01月22日 /
- OSBとMDFの塗装方法
2015年03月03日 /
- エイジング・アンティーク塗装の方法
2013年01月25日 /