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2012年度ガードラックの森づくり活動報告

2013年3月12日 / 投稿者:Guardlac Staff / カテゴリー: ガードラックの森

1923年の創業以来、工業用塗料・建築汎用塗料の製造販売を行っている弊社は、早くに塗料の水性化に取り組み、人々の暮らしの安全に貢献してまいりました。

日本は豊かな森林に囲まれ、国土の約67%が森林からなる国です。森林の内約4割が間伐の時期を迎えています。しかし、安価な木材が海外から入ってきたことにより国内産の木材の価格は下落したことで、林業に携わる人々は年々減り、森林に人の手が入らなくなっています。

森林は二酸化炭素を吸収するだけでなく、大雨による土砂崩れを防ぎ、森林を通った水は浄化され水質を整えるなど、私たちの生活を支えています。

木材用の塗料メーカーとして、木と共に暮らし、木材を大切に使ってきた日本の生活文化を守りたいという思いから、昨年度より工場のある長野県駒ヶ根市において森林整備活動を行っております。
この度、 ガードラックの森づくりを委託している森林組合様よりレポートが届きましたので、ご報告させていただきます。


(1)事業概要

駒ヶ根市赤穂大徳原地域の山林所有者 10名(6.02ha)と上伊那森林組合が、森林整備委託契約を締結し、国・県の補助金(平成 24年度森林管理直接支援事業)をもとに定量間伐施業を実施、間伐材 245m3を搬出した。搬出材の内分けは、アカマツ材が 196m3、ヒノキ材が 49m3であった。アカマツ材の大半はチップ材として出荷、その内の良材 5m3が上伊那森林組合伊南工場に搬入され、板材に加工、和信化学工業株式会社様へ出荷した。

①事業名:ガードラックの森整備活動(搬出間伐施業)

②森林概況:単層林 アカマツ林、ヒノキ林

③事業地名:駒ヶ根市 大徳原団地

④林班:駒ヶ根市大徳原15-2-10他

⑤対象面積:6.02ha

⑥森林計画:森林経営計画 申請済み

⑦搬出内容:搬出総材積 245m3(アカマツ材 196m3、ヒノキ材   49m3)



(2)実際の様子

①森林整備前
森林に日光が入らないために下草が育たず、土砂が流出する可能性があります。


森林伐採1 ②森林整備後
下草を刈って枝打ちをしたことで、林内に日光が当たるようになりました。


森林伐採2 ③ 伐採後
間伐の際に伐採した木材を板材に加工して『木のスケッチブック』を作り、環境学習の材料として提供致しました。



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