長野県佐久市の森づくりツアーに参加しました
2013年12月11日 / 投稿者:Guardlac Staff / カテゴリー: イベント
皆さん、こんにちは。
先日12月7日に長野県佐久市で行われた、『造形作家・山下味希恵さんとクリスマスの妖精Nisseを作ろう!&広葉樹伐採と地拵えとホットドッグと酒蔵見学ツアー』に参加してきました。
このツアーは『ガードラックの森づくり』でもお世話になっている、NPO法人森のライフスタイル研究所様が主催され、都市と森をつないでいこうという趣旨で定期開催されています。
今日は、東京より吉村がイベントレポートをお届けします!
集合はまだあたりが薄暗い朝6時45分。新宿センタービル前に集合して、長野県佐久市大沢地区にある大沢の森の分教場へ向けて出発します。
渋滞の影響でなんと予定より2時間遅れで到着しました。
休憩もそこそこにさっそく、ヘルメットと長靴、ノコギリ、軍手を持って、各班に分かれて大沢の森へ移動します。
まずは、のこぎりの使い方を学び、細木の伐採と、地拵え(ぢごしらえ)を行います。
のこぎりは押す時ではなく引くときによく切れるので、引く際に力を入れるのがポイントだそうです。自分で伐採した細木は、後ほど森林整備活動後に製作するニッセの置物に使います。
地拵えとは、植林をする前に苗木の発育がよくなるように雑草や灌木を整理する作業です。植林予定地に灌木が生えている場合は伐採し、伐り倒した木の幹や枝は植林の邪魔にならないように斜面の等高線に沿ってまとめて、植林するスペースを空けます。
木が倒れる方向を考えながら慣れない作業を足場の悪い斜面で行ったので、想像していたより森林整備はとても大変でした。
みっちり森づくり活動をした後は、山下味希恵先生を迎えてニッセを作ります。
ニッセとはデンマークの森の妖精。
屋根裏や農家の馬小屋や牛小屋には、赤いとんがり帽子を被ったニッセという妖精が住んでおり、クリスマスになると出てきて、いたずらをしたり、サンタクロースのお手伝いをすると言われています。
デンマークではクリスマスの時期になると、実際に森の木を使ってニッセを作って飾るそうです。
フェルトや木の実を使って夢中になってニッセを作りました。中には細木から門松を作っている人もいて、思い思い個性ある作品が出来上がりました。
ガードラックアクアのレッド、エロー、ブルー、グリーン、ホワイト、ブラックもご用意しており、塗料を混ぜ合わせてふなっしー色のニッセ作りをされている方もいらっしゃいました。
森林整備は植林をするだけでなく、下草をかったり、間伐をしたりととても手間がかかります。今日苗木を植えたとしても、木が大きく育つのはおよそ100年後です。
実際に自分が植えた木が森になる姿を見ることはできませんが、今日の活動が100年後の森に貢献できたとしたら嬉しいです。
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