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木材塗装の『も!』その2

2013年3月1日 / 投稿者:工藤 貴久 / カテゴリー: 木材

暦の上ではとっくに春でしたが、

ようやく実感できる春の気配に、わずかながら心を癒されています。



第1回目の手紙から随分と日にちが経ってしまいましたね。

次回は、もう少し早いタイミングでお届けしようと思います。



でもでも、こうやって、木材塗装の『も!』その2を引続き読んでいただいていることに喜びを抑えられません。



塗料や塗装を通じてウッディライフを楽しむために参考になりそうな情報を不定期配信でお伝えしてく、第2回目の手紙。

例によって、長くなると思います。

リラックスした状態で、最後までおつき合いいただければうれしいです。

どうぞよろしくお願い致します。





木材は、厳密にいえば全く同じモノがふたつと存在しない天然素材で、

共通の特長(規則性)をもったモノ達をグループとして取扱って、呼称している。

ということは、前述した通りです。



さて、ここであなたには、中学校の理科の授業で習ったことを少し思い出していただきたい。



樹木の区分の方法として、「葉」の形状で分ける方法がありますが、

「針葉樹」とか「広葉樹」という呼び方があったこと、憶えていますか?

針葉樹や広葉樹

葉が針のように細い樹種は「針葉樹」と区分されて、

葉が丸みを帯びて平たく広い樹種は「広葉樹」と区分されていましたよね?

もう、完璧に思い出せましたよね?



針葉樹で比較的なじみのあるものに、杉(スギ)・松(マツ)・桧(ヒノキ)などがあります。

広葉樹では、楢(ナラ)・欅(ケヤキ)・桜(サクラ)・などの名前を

耳にされたことがあるのではないでしょうか?



針葉樹は広葉樹に比べ生長は早く(とはいっても50〜60年はかかる)、

切削加工しやすいため建材に利用されることが多いです。

もう少し説明すると、

真っすぐにスウッと伸びて、わりと軽く、加工しやすいから、

建てモノの構造材(柱や梁)などに適するので、

建材として用いられることが多いということです。

また、桧のように腐りニクイという特性を持った木は、

屋外や浴室など、他の木材が苦手とする場所に積極的に用いることができます。



対して広葉樹は生長に時間がかかり、硬質の樹種が多いため、家具や楽器などに

利用されることが多いようです。

つまり、カタチやサイズに「変化や狂いの無いことが望ましいモノ」に

用いられることが多いということです。

堅牢なことで知られている黒檀(コクタン)は、

素の状態で「箸」として利用されたりもしますが、

緻密な細工が施され「唐木仏壇」の代表的な素材として利用されています。

このように、精度を要求されるモノに用いられたり、

生長がゆっくりなので希少性が加味され、比較的高価な樹種が多いようです。





今回は、針葉樹&広葉樹という括りで木材についてお話をしているのですが、



まとめると、

いろいろな樹種があって、

それは、いろいろな特徴(性格)をもった樹木(グループ)があるということで、



そして、人はその木の性格を理解した上で、

その性格に似合った用途、

その用途に適したカタチに加工して、木を利用しているということです。





そうして、「樹木」は「木材」に成る。と、いうわけです。





その木材の性格(個性)にマッチした用途・場所・環境で活用するからこそ、

その木材最良の能力を発揮することができます。







以上、「適材適所」のお話でした。



遠回しな表現・・・共感いただけましたでしょうか?

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木材塗装の話に「木材」の話が不可欠なように、本来、木材の話には「森」の話が不可欠ですが、

あまり話をゴチャゴチャさせないために割愛しました。

「木材のふるさと森」のこれからを理解するのに素敵なウェブサイトを見つけました。

興味が湧いたら訪ねてみてください。

「私の森.jp」http://watashinomori.jp/

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