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木材の浮造り(うづくり)加工 その1

2013年8月1日 / 投稿者:工藤 貴久 / カテゴリー: 木材

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木材塗装の『も!』番外編short short 04

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udukuri-iconあなたは、『浮造り』ってご存知ですか?「うづくり」と読むのですが、これは、木材の塗装をする前におこなう独特な素地調整(研磨)で、木肌に凹凸を生み出して、木の風合いを強調する技法です。

または、この加工に使用する道具も「浮造り」といいます。(道具の浮造りについては別の機会に)

っで?どんな表情なのかって?

木材には四季の生長スピードの違いによって年輪ができます。

切り株で観られるように、生長方向に対して直角方向に切断することで見える水の波紋のような模様を年輪と呼んで、生長方向に対して並行に切断することで見える模様を木目や木理と呼びますね。

この木目。生長が早くて、少し柔らかい幅広の部分を「夏目」といい、繊維がギュッとつまって堅く、木目の“線”に見える部分を「冬目」といいます。

浮造りは、柔らかい夏目を削って凹ませることで得られるテクスチャーで、古式ゆかしい桐箪笥の表情や手触り、杉の床板などでは素足へのやさしいマッサージ効果もあり、触感を楽しむことができる加工です。

焼き杉の板材に浮造りを施すと、一変、時の重みを演出してくれる「仕上げ」になります。

by 工藤タカヒサ

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