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塗装現場でのやりとり~下地の前処理~

2013年12月27日 / 投稿者:野崎 祐一 / カテゴリー: 塗装

先月、とある木部の塗装現場を訪問しました。気さくな方で、日頃の仕事やら現場での出来事などお話する中で、今回のご連絡いただいた経緯を聞くと、日頃木部の塗装はあまりやらないという塗装業者様。

本人は溶剤系の方が水性塗料よりも良いと思っているものの、塗替えならアクアが便利と他の業者から聞いたことから試してみようかと連絡を頂いたとのことです。

該当物件は10年近く経過した物件で、高圧洗浄は避けて欲しい要望があり、現状と同程度の色調の仕上りを望まれている物件です。

塗替えの工程について質問がありました。被塗物の表面を見ると既存塗料の色は残っているものの、経年劣化により木材表面の繊維自体が破壊されている状態です。

高圧洗浄を避けることから前処理で木材の研磨を促したのですが、元々溶剤系の方が良いと思われていることもあってか、「浸透タイプの溶剤系ならそのまま塗れる。水性はその辺対応出来ていないのか?」との疑問が投げ掛けられました。

「水系か溶剤系かの問題ではなく今の状態が問題。塗るだけならこのまま塗る事は出来るが、塗った塗料が付着した木材繊維ごと飛んで行っちゃうよ。」と説明しました。

部分的に試してみせると納得して頂けたようで、「塗るだけなら器用な素人にも出来る、前処理など全般をやってこそ職人だな」とその姿勢を嬉しく思いました。

YouTube Preview Image
皆さんはこの状態の木材の上から塗りますか?似た症状の動画をアップするのでよろしかったらご参考にして下さい。

本年も多くの方にお世話になりました。誠にありがとうございました。
今年も残り僅か、お体に気を付け良いお年をお迎え下さい。

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