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塗料が流れた?! アルカリ汚染のトラブルについて

2014年6月16日 / 投稿者:石川 惠子 / カテゴリー: 木材

こんにちは!

全国的に梅雨入りしてきましたね。
雨だと湿気が高く、ジメジメしていて少し不快な日々が続きます。カラっと晴れる夏を待ちわびている人もいるでしょうが、個人的に夏は好きじゃないのでそれも嬉しくないような・・・・。

今回は、雨がたくさん降ると起こるトラブルのひとつを、ご紹介しようと思います。

それは『アルカリ汚染のトラブル』について

『アルカリ汚染って?』

皆さんは写真のようなものを見たことありますか?

図1拡大図
図2
 この茶色く、液体が垂れたような跡が「アルカリ汚染」。

木材は水に溶けるタンニン(フェノール類)という成分を含んでいます。そのタンニン等が、大雨が降った際に、雨水に溶けて流れ出します。タンニンがアルカリ性の壁と接触すると、褐色(黄色)に汚染されます。塗料の色と非常に似ていることが多いため、塗料が流れたと思われがちですが、木材中のタンニン等の成分が流れていることが一般的です。

塗装では完全に抑えることは難しいですが、木口(木を横に切った断面)への塗装を施すことで、多少はタンニン等が流れ出るのを軽減できる傾向にあります。

では、アルカリ性の壁材って何?と思う方もいらっしゃると思いますが、具体的には次のようなものです。

・コンクリート
・漆喰
・珪藻土
・モルタル

など・・・。時間が経って中性化するものもあり、一概に全部が全部アルカリ汚染するとは言い難いですが注意が必要です。

写真のような状態を見ると、「塗料が流れている!」と思ってしまいがちです。しかし塗料は一度乾いてしまえば、流れることはありません。なので、そんな状況を見たらまずはアルカリ汚染を思い浮かべて下さい。

アルカリ汚染の除去方法については左記をご参照ください。

 


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